2002/10/31 (木) 23:52:27 - 鬼ッ子童子(東沢美史) - No.1034590104.2
小学校4年の修学旅行のとき先生達が「今度の行き先は鬼首ロッヂでーす」って言ったとき、「
ワーッ」って皆で大喜びしたことがありました。このとき鬼首へ初めていきました。でも
高原ですから春でも寒かったです。霧が東へ西へ疾走し、温泉の煙りがあちこちで昇ってるとう
いうシュールな風景がとても懐かしく思い起こせます。
サンカに結びつきそうなことと言えば、ここには鬼首の巖窟という、おかみさま(口寄せ巫女)
が安部貞任を神(鬼神)として自らに憑依させる神聖な岩谷堂があります。まったく平泉の達谷
岩谷堂を連想させます。奥行き3間ないし5間、間口15間くらいで大正時代の郡史によると地
元には朝廷軍に破れた安部貞任が潜伏してたが、やがて南部(現在の岩手県北・青森県)に逃
れて行ったとの言伝えが残っています。
掲示板に参加されてる方の中では私が一番近いわけですから写真をと思ったのですが、いまだに
行ってなくて申し訳無い、m(__)m。
和歌山県ではヤゾーさん、とんちんかん小僧君が実際に川でユサバリ組んで瀬降りをされたとの
こと。東北宮城の竹細工サンカとしては真冬吹雪の中ココの巖窟で実生活をするくらいでなけれ
ば近畿チームの「オタカラシュウ」に対抗できないだろうな。
でも、いつか近いうちに行っったら写真だけでもご報告いたしますね。以上!。
「風の王国」宮城県支部通信員、東沢美史
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