随分と御無沙汰しておりますが、いかが御過ごしでしょうか?
今回は沖縄のお墓の写真を送らせて頂きます。
写真のお墓は沖縄のどこにでも見られる形で、亀甲墓(きっこうばか)と呼ばれているも
のです。
上部がちょうど亀の甲羅のような形をしているので、そう呼ばれているようですが、実際
は女性の子宮を形取ったものだと言われて
います。
写真では大きさが解り辛いと思いますが、真中の四角い入り口のようなところが、丁度
大人が屈んで入れる大きさだと思って頂ければ良いかと思います。
大きさは色々と有り、写真のものは一般的な大きさで、大きな物になるとこれの五倍位ある物
も有ります。
沖縄のお墓の大きな特徴は、形も去る事ながら、日本のお墓とは違い門中(血族)の為の
お墓なのです。
血族と簡単に言っても、最大のものになると千名を超える人間を擁するお墓も有るのです。
今でこそ火葬になりましたが、それまではこの中で自然腐敗させ、綺麗に洗骨をして葬った
そうです。
あと沖縄にはもう一種類、破風墓(はふうばか)と言うお墓が有るのですが、これには
個人用に用いられる小さなものも有ります。
その写真は次回送らせて頂きます。
追伸・・・・アド変わりました
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